仮想通貨の始め方|初心者が最初の1,000円を買うまでの5ステップ
仮想通貨を始める手順を5ステップで解説。口座開設に必要なもの、取引所の選び方、最初の購入まで。「いくらから始めるべきか」ではなく「いくらまでに抑えるべきか」から書きます。
結論から書くと、仮想通貨を始める手順は次の5ステップです。
- 失ってもいい金額を先に決める(ここが一番大事)
- 金融庁登録済みの国内取引所を選ぶ
- 口座を開設する(スマホと本人確認書類で、最短当日)
- 日本円を入金する
- 少額で買ってみる(1,000円からでも買えます)
多くの解説記事はステップ2から始めますが、このサイトではステップ1から始めます。順番に説明します。
ステップ1: 「失ってもいい金額」を先に決める
仮想通貨は価格変動が大きい資産です。1日で10%動くことは珍しくなく、過去には半年で価値が半分以下になった局面も何度もあります。
だから最初に決めるべきは「いくら買うか」ではなく、**「最悪ゼロになっても生活に影響しない金額はいくらか」**です。
目安として、次の条件をすべて満たす金額にしてください。
- 生活費・貯金・借金返済に影響しない余剰資金である
- 全額失っても翌日の気分が少し悪い程度で済む
- 誰かに借りたお金ではない
この金額が決められないうちは、まだ始めるタイミングではありません。それも立派な判断です。
ステップ2: 金融庁登録済みの国内取引所を選ぶ
日本国内で暗号資産交換業を営むには、金融庁への登録が必要です。まず大前提として、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」に載っている業者だけを選んでください。
SNSで勧誘される海外の無登録業者や、「必ず儲かる」系の話は、この時点ですべて除外できます。登録一覧は金融庁の公式サイトで誰でも確認できます。
登録業者の中での選び方は、次の3点を比較すれば十分です。
| 比較ポイント | 見るところ |
|---|---|
| 取引形態 | 「販売所」だけでなく「取引所」形式があるか(コストに大きく影響) |
| 手数料 | 入出金手数料・送金手数料(取引手数料だけで判断しない) |
| 使いやすさ | アプリの操作性、最低購入金額 |
「販売所」と「取引所」の違いはコストに直結する重要ポイントなので、別記事で詳しく解説しています。
ステップ3: 口座を開設する
国内取引所の口座開設は、ほとんどがスマホだけで完結します。必要なものは次の2つです。
- 本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)
- メールアドレスとスマホ
流れは「メール登録 → 基本情報の入力 → スマホのカメラで本人確認(顔と書類の撮影)→ 審査」。審査は最短で当日、通常1〜3営業日程度です。口座開設自体は無料の業者がほとんどです。
途中で職業や投資経験を聞かれますが、これは法令(犯罪収益移転防止法など)に基づく確認なので、正直に回答してください。
ステップ4: 日本円を入金する
口座ができたら日本円を入金します。入金方法は主に3つあります。
- 銀行振込 — 振込手数料は自分持ちのことが多いが確実
- クイック入金(即時入金) — 提携ネットバンクから即時反映。無料の業者も多い
- コンビニ入金 — 手軽だが手数料がかかる場合がある
手数料は業者によって違うので、入金前に公式サイトの手数料一覧を確認する癖をつけてください。ここで確認する癖は、この先ずっと役に立ちます。
ステップ5: 少額で買ってみる
最初の購入は、ステップ1で決めた金額の中から、さらに少額で試すのがおすすめです。多くの取引所では500円〜1,000円程度からビットコインを購入できます。
最初の1回は「儲けるため」ではなく「操作と値動きに慣れるため」の授業料と考えてください。買った後に価格が上下するのを実際に体験すると、自分がどのくらいの変動で不安になるかが分かります。これはどんな解説記事より正確な、自分専用のリスク許容度データです。
始める前に知っておくべき注意点
最後に、始める前に必ず頭に入れておいてほしいことを3つ。
- 税金がかかります — 仮想通貨の利益は原則として雑所得で、給与所得者でも年間の利益が一定額を超えると確定申告が必要です。詳細は国税庁の情報や税理士に確認を
- セキュリティは自己責任の比重が大きい — 二段階認証の設定は口座開設した日に必ず行ってください(守り方の記事にまとめています)
- 「絶対」「必ず儲かる」は全部詐欺 — 断定できる人は存在しません。うまい話はまず疑ってください
よくある質問
Q. いくらから始めるのがおすすめですか?
A. 金額の推奨はしませんが、「失ってもいい余剰資金の範囲で、まず500〜1,000円程度から操作に慣れる」のが手順として合理的です。金額を増やすかどうかは、値動きを体験してから考えても遅くありません。
Q. 未成年でも口座開設できますか?
A. 国内の主要取引所は18歳以上(業者により20歳以上)を条件としていることがほとんどです。年齢条件は各社の口座開設ページで確認してください。
Q. どの銘柄を買えばいいですか?
A. 特定銘柄の推奨はしません。ただ、初めての購入で操作に慣れる目的なら、時価総額が大きく情報量の多いビットコインから仕組みを学ぶ人が多いのは事実です。ビットコインの仕組みの記事も参考にしてください。