クリプトデイリー 2026-08-21
野村系レーザー・デジタルが暗号資産交換業に登録(約4年ぶりの国内新規)/バイナンスが3銘柄を9月3日に上場廃止へ/RWA特化チェーン「マントラ」が障害で入出金凍結。今日の3本です。
今日は「日本市場の入口が広がる話」「保有者に期限つきの対応が発生する話」「チェーンそのものが止まった話」の3本です。
1. 野村系レーザー・デジタル、暗号資産交換業に登録 — 国内新規は約4年ぶり
野村グループのレーザー・デジタル・ジャパンが8月21日、資金決済法に基づく暗号資産交換業者の登録を完了したと発表しました。国内の新規登録は2022年以来、約4年ぶりです。まずは交換業者向けにサービスを提供し、国内市場の流動性向上を目指すとしています。個人向けサービスではなく、業者間の取引環境を支える立ち位置からのスタートです。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 「4年ぶりの新規登録」という間隔そのものがニュースです。日本の交換業登録はそれだけ狭き門で、逆に言えば、いま登録済みの取引所はこの審査を通ってきた事業者だということ。初心者が国内取引所から始める理由のひとつでもあります。
2. バイナンス、ICX・SCRT・STORJの3銘柄を9月3日に上場廃止
バイナンスは、ICX(ICON)・SCRT(Secret)・STORJ(Storj)の現物取引を2026年9月3日3時(UTC)に終了すると発表しました。先物やSimple Earn等のサービスも段階的に停止され、出金の停止は11月3日3時(UTC)の予定です。該当銘柄を保有している場合、取引終了と出金停止の期限が別々に設定されている点に注意が必要です。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 上場廃止は珍しいことではなく、どの取引所でも起こります。覚えておきたいのは「取引の終了」と「出金の終了」が別の日付で来ること。放置すると引き出せなくなるので、廃止告知が出たら期限の確認が最初の一手です。
3. RWA特化チェーン「マントラ」が障害でネットワーク停止、入出金凍結
現実資産(RWA)の取り扱いに強みを持つブロックチェーン「MANTRA(マントラ)」が8月21日、外部ソフトウェアの脆弱性悪用を受けてネットワークを停止し、全取引を凍結しました。復旧時期は未定です。同日、クロスチェーンAMMのマヤチェーンでも約170万ドル相当の流出とネットワーク停止が起きており、チェーン側の障害が続いた一日でした。
出典: CoinDesk Japan / あたらしい経済
ひとこと(Jura) — 「ブロックチェーンは止まらない」は絶対ではない、という実例です。取引所の障害だけでなく、チェーン自体が止まって入出金できなくなることもある。資産を一箇所に集中させないという守り方の基本は、こういう日のためにあります。