クリプトデイリー 2026-09-11

Coincheckの新規送金先制限、Trezorの偽メール注意喚起、BitTradeの貿易実証。今日の3本です。

新しい送金先への経路に、盾と砂時計を備えたゲートが置かれたイラスト

AI生成のイメージ画像です。

今日は、送金前の待機時間、ウォレットを装う偽メール、受け取った暗号資産の円転という3本です。資産を動かす前後の確認に関わる話を集めました。

1. Coincheck、新規登録アドレスへの送金を一定期間制限へ

Coincheckは、新たに登録した送金先アドレスへの送金を一定期間制限する措置を、2026年9月15日から導入する予定です。金融庁と警察庁による詐欺被害防止対策の強化要請を踏まえた対応で、すべての新規登録アドレスが対象になります。既に登録済みのアドレスへの送金には影響しないと説明しています。具体的な制限期間はセキュリティ上の理由で非公開であり、早期解除にも対応しません。

出典: コインチェック公式

ひとこと(Jura) — 送金先を登録できても、その場ですぐ送れるとは限らなくなるという変更ですね。送金の予定がある場合は、対象アドレスと最新の公式案内を確認しておく必要があります。

2. Trezorを装う偽のセキュリティ警告メールに注意喚起

CoinPostの9月10日付報道によると、Trezorは委託先のメール配信基盤が侵害されたことを明らかにしました。「STM32 Entropy Vulnerability」を掲げる偽の警告メールについて、同社からの案内ではなくフィッシングだとして、リンクを開かないよう呼びかけています。悪用されたドメインは停止済みで、正規ドメインへのアクセスを得た経緯を調査していると説明しています。

出典: CoinPost

ひとこと(Jura) — 「重大な脆弱性」という言葉で急がせるメールほど、一度立ち止まって確認したいですね。メールから操作を始めず、自分で公式サイトを開いて告知を確かめるという手順が大切だと思います。

3. BitTradeとSTANDAGE、暗号資産受領から円転までの実証結果

BitTradeとSTANDAGEは9月10日、貿易領域での暗号資産活用に関する共同実証の結果を発表しました。今回の条件では、着金確認から売却・円転を経て、BitTrade口座に日本円残高が反映されるまでを数時間以内で完了したとしています。円転時のコストも両社の事前想定を下回りましたが、所要時間は取引条件や運用方法によって異なると注記しています。今後は実取引に近い規模や条件での検証、運用の標準化・自動化を進める方針です。

出典: ビットトレード発表(PR TIMES)

ひとこと(Jura) — 「数時間」の終点は、銀行口座への振り込み完了ではなく、取引所口座への円残高の反映です。決済の速さを比べるときは、どの工程からどの工程までを測ったのかを見ると理解しやすいですね。

当記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。 取引には価格変動・流動性・システム障害等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。 記事内容は執筆時点の情報に基づきます。