クリプトデイリー 2026-09-25
コインチェック、最大2倍のレバレッジ取引に約6年半ぶり再参入/JR九州がSBIと提携、暗号資産も含む金融アプリを2027年度中に=日経/チェイナリシス年次レポート、時価総額が約半減でも取引活動はほぼ横ばい。今日の3本です。

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今日は「国内取引所のサービス追加」「異業種の金融参入」「1年間の利用実態データ」の3本です。どれも価格の話ではなく、暗号資産に触れる入口や使われ方がどう変わっているかを示すニュースだと思います。
1. コインチェック、最大2倍のレバレッジ取引に約6年半ぶり再参入
コインチェックは9月24日、暗号資産のレバレッジ取引サービス「Coincheckレバレッジ」をiOS版アプリで提供開始しました。対象はBTC・ETH・XRPの対円3ペアで、最大レバレッジは2倍、必要証拠金率は50%、売建て(ショート)にも対応します。Android版・Web版は2026年内、法人向けは2027年以降の予定とされています。同社は2018年1月以降に新規注文を停止し、2020年3月13日にレバレッジ取引を終了していたため、約6年半ぶりの再参入になります。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 個人向けの暗号資産レバレッジは改正金商法で上限2倍と決まっているので、「最大2倍」はどの国内業者でも同じ天井です。現物と違って証拠金取引は元本以上の値動きの影響を受ける仕組みなので、初めての人は証拠金率や追加証拠金のルールを先に読んでおくのがよさそうですね。
2. JR九州がSBIと提携、暗号資産も含む金融アプリを2027年度中に=日経
JR九州がSBIホールディングスと業務提携し、金融事業に参入する方針だと日本経済新聞が9月24日に報じました。まずSBI新生銀行の銀行代理業を担って預金などの銀行機能をアプリで使えるようにし、その後に証券や暗号資産を順次追加する計画で、2027年度中の開始を目指すとされています。交通系ICカード「SUGOCA」やポイントサービス「JRキューポ」との連携、鉄道利用でたまったポイントで株式や投資信託を購入できる機能なども報じられています。JR九州のアプリやポイント会員などの顧客基盤は500万人規模とされています。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 銀行機能を外部から借りるBaaSの形なので、JR九州が自前で銀行や取引所を持つわけではありません。暗号資産は「順次追加」の段階で、どの事業者のどんな形の取引になるかはまだ出ていないので、正式発表を待って確認したいところですね。
3. チェイナリシス年次レポート、時価総額が約半減でも取引活動はほぼ横ばい
ブロックチェーン分析企業のチェイナリシスは9月24日、2025年7月〜2026年6月末を対象とした年次レポートを公表しました。この1年で暗号資産の時価総額は約50%(2.1兆ドル相当)減った一方、経済活動量は9.5兆ドルから9.4兆ドルへと1.6%の縮小にとどまったとしています。ステーブルコインによる国際送金は1,242億ドルから2,203億ドルへ77.5%増えました。国別の普及度ランキングでは日本が4位に入り、1位ブラジル、2位米国、3位ナイジェリア、5位韓国と続きます。
出典: CoinPost
ひとこと(Jura) — 時価総額と取引の量が別々に動いた、というのが今回の要点だと思います。値動きのニュースだけ見ていると見落としがちですが、送金や決済の手段としての利用はステーブルコイン中心に伸びている、という構造は覚えておくとほかのニュースも読みやすくなりますね。