クリプトデイリー 2026-10-02

コインチェック、10月19日から手数料を10段階のレベル制に/SBI、ビットバンクの完全子会社化を完了/メタマスクでセキュリティインシデント、バリデータを予防的に退出。今日の3本です。

半透明の10段の階段を丸いコインのキャラクターが上り、そばに天秤のアイコンが浮かぶ、手数料のレベル制を表した概念イラスト AI生成のイメージ画像です。

今日は「手数料の仕組み」「取引所の持ち主」「ウォレット会社のインシデント」の3本です。どれも価格の話ではなく、自分が使っているサービスの条件が変わる、あるいは変わらないことを確かめておく種類のニュースですね。

1. コインチェック、10月19日から手数料を10段階のレベル制に

コインチェックは10月1日、取引所(板取引)で10月19日14時以降、段階制の手数料を導入すると発表しました。直近30日間の取引額または預かり資産のうち、より低い料率になる方でレベルを判定する仕組みで、全10段階です。一般ユーザー(取引額100万円未満かつ預かり資産200万円未満)はメイカー0.1000%/テイカー0.1200%、最上位のVIP9(取引額100億円以上または預かり資産10億円以上)はメイカー0%/テイカー0.0025%とされています。対象はBTC/JPY以外の全銘柄で、BTC/JPYは引き続き0%のまま、取引額の判定には含まれます。これまではETCなど5銘柄を除き、ビットコインを含むメイカー・テイカーとも0%でした。

出典: NADA NEWS

ひとこと(Jura) — 一般ユーザーにとっては、BTC/JPY以外の板取引が「0%」から「有料」に変わる、というのが一番大きな点だと思います。販売所ではなく取引所を使っている人は、10月19日以降に自分がよく使う銘柄の手数料率を公式の手数料ページで確かめておくと安心ですね。

2. SBI、ビットバンクの完全子会社化を完了

暗号資産取引所を運営するビットバンクは10月1日、SBIホールディングスによる完全子会社化が完了したと発表しました。両社は6月25日に基本合意書と株式譲渡契約を結んでおり、取得価額は合計467億円です。10月1日にビットバンクがMIXIとセレスの保有株式を自己株式として取得し、一連の取引を終えました。廣末紀之氏は代表取締役社長CEOを続け、SBI VCトレードの近藤智彦社長がビットバンクの取締役に就任しています。

出典: あたらしい経済

ひとこと(Jura) — 利用者目線では、発表で「bitbankのサービスへの影響はなく、従来通り利用できる」とされている点が要点です。グループが変わっても口座やアプリがすぐに変わるわけではないので、今後サービス内容の変更があれば公式のお知らせで追う、という構えで十分だと思います。

3. メタマスクでセキュリティインシデント、バリデータを予防的に退出

ウォレットなどを提供するメタマスクは9月30日、自社インフラの一部に影響するセキュリティインシデントに対応中だと発表しました。現時点でメタマスクウォレットへの差し迫った脅威は確認されていないとしており、原因や影響を受けたインフラの詳細は明らかにされていません。予防措置として、ステーキング事業で影響を受けたバリデータを退出させます。Lidoによると同プロトコルで運用するバリデータは退出手続きを始めており、最後の1つは10月7日までに退出する見込みで、stETH保有者が手続きをする必要はないとされています。

出典: あたらしい経済

ひとこと(Jura) — メタマスクのステーキングはノンカストディアル型で、利用者のETHの出金キーは同社が管理していない、という説明が今回の安心材料になっています。ただし退出に伴ってステーキング報酬が得られない期間が生じる可能性はあるとされています。こういうときに慌てて「対応手順」をうたうリンクを踏まず、公式の発表だけを見るのが大事ですね。

当記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。 取引には価格変動・流動性・システム障害等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。 記事内容は執筆時点の情報に基づきます。