クリプトデイリー 2026-10-22
JPYC・SBJ銀行・LINE NEXT、銀行口座からJPYCをチャージする仕組みの実証へ/イーサリアムのステーキング量が過去最高の4,380万ETHに、ビットワイズ集計/OpenSea、モバイルアプリをiOS・Androidで一般公開。今日の3本です。

AI生成のイメージ画像です。
今日は「銀行口座とウォレットのつなぎ方」「イーサリアムを預ける人の量」「NFTマーケットのアプリ化」の3本です。どれも、暗号資産が日常の道具に寄っていく途中経過として読めるニュースだと思います。
1. JPYC・SBJ銀行・LINE NEXT、銀行口座からJPYCをチャージする仕組みの実証へ
日本円建てステーブルコイン「JPYC」を発行するJPYC社、新韓銀行の日本現地法人であるSBJ銀行、ラインネクスト(LINE NEXT)の3社が、10月20日付で覚書を締結しました。銀行口座とデジタルウォレットをつなぎ、ステーブルコインをチャージする「銀行口座連携型チャージ機能」の概念実証(PoC)に向けて協業します。役割はJPYC社が発行・償還の技術支援、SBJ銀行が銀行口座とインフラ、ラインネクストがウォレット「ユニファイ(Unifi)」と決済基盤「ユニファイペイ(Unifi Pay)」の提供です。PoCの実施時期や商用提供の開始時期は発表されていません。
出典: あたらしい経済
ひとこと(Jura) — ステーブルコインを使うときの最初の関門は「円をどう入れるか」なので、銀行がその入口に立つ構図は分かりやすいですね。ただ今回はあくまで覚書と実証の段階で、時期も決まっていません。実際に使えるようになったかどうかは、各社の正式な提供開始の発表で確かめるのが確実だと思います。
2. イーサリアムのステーキング量が過去最高の4,380万ETHに、ビットワイズ集計
米暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)が10月20日に公表したステーキングレポートによると、2026年第3四半期末のイーサリアム(ETH)のステーキング数量は過去最高の4,380万ETHで、総供給量の35.9%にあたります。第3四半期の純流入は199万ETH(前四半期は144万ETH)で、純流入は6四半期連続です。一方、手数料控除前の平均年率利回りは2.63%と、前四半期の2.81%から下がりました。新規の預け入れの推定待機期間は、2月の約70日から第3四半期末には約25日に短くなったとしています。
出典: あたらしい経済
ひとこと(Jura) — 預ける量が増えるほど、報酬は参加者全体で分け合う形になるので、量が過去最高でも利回りは下がる、という組み合わせになっています。初心者の方が国内取引所のステーキングサービスを見るときも、表示される利回りは固定ではなく変動するもので、運営側の手数料も差し引かれる、という前提を押さえておくといいと思います。
3. OpenSea、モバイルアプリをiOS・Androidで一般公開
NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、モバイルアプリ「OpenSea Mobile」の一般公開を10月20日に発表しました。7月の段階的提供ではウェイトリスト制でしたが、今回からiOSとAndroidで誰でも使えます。イーサリアムやソラナなど25を超えるチェーンに対応し、トークン取引、NFTの閲覧・管理、複数ウォレットの資産をまとめて見る機能などを備えます。メールアドレスで登録するとウォレットが自動生成されるノンカストディアル方式で、ソラナ上のNFTはAndroid版では売買できる一方、iOS版では閲覧のみといったOSごとの差もあります。
出典: あたらしい経済
ひとこと(Jura) — メールだけで始められる手軽さと、ノンカストディアル(鍵の管理は自分側)という仕組みは、セットで理解しておきたいところですね。取引所に預けているのとは違い、ウォレットの復元手段を失うと誰も代わりに戻してくれません。使い始める前に、復元方法の設定とバックアップの手順を確認しておくのが先だと思います。