守り方

bitbankの二段階認証|設定・シークレットキーの控え・機種変更・コードが通らないときを公式FAQで確かめる

bitbankの二段階認証を公式FAQの記載だけで整理します。設定の前提と手順、シークレットキーの控え方、機種変更前に確認する4点と引き継ぎの順番、コードが通らないときの確認順、自分で解除する方法と問い合わせの場面まで。

木の机の上に置かれた封筒と小さな鍵、そばに伏せた2台の端末が並ぶ落ち着いた場面
AI生成のイメージ画像です

bitbankの二段階認証は、設定するときにシークレットキーを控えておくかどうかで、機種変更や端末の故障のあとに自分で戻せるかが変わる設定です。

確認日: 2026年10月14日。この記事はbitbankのサポートFAQ(二段階認証・機種変更の項目)と日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の注意喚起の記載を対象とし、他社との比較や銘柄の話は扱いません。

本文の公式リンクは広告ではありません。ヒーロー画像はAI生成のイメージです。

1. 先に知っておく前提:コードは認証アプリに表示される

bitbankのFAQは、二段階認証をGoogle Authenticatorなどの認証アプリを使った認証方法だと説明しています。コードは認証アプリの画面に表示されるもので、ショートメッセージやメールで届くものではないと明記されています。SMS認証は別の設定項目です。

注意点として、機種変更をすると口座と認証アプリのあいだの紐付けが切れ、コードが通らなくなるとFAQは説明しています。認証アプリをアンインストールした、アプリ上のbitbank.ccのアカウントを削除した、アプリにbitbank.ccのコードが表示されない、といった場合も同じ状態です。設定する前に、この記事の3章と4章まで目を通しておくと手戻りが減ります。

出典: bitbank:機種変更したらログインできなくなった(二段階認証)、bitbank:二段階認証コードがわからない

2. 設定の前提と手順

FAQには、設定の前に満たしておく条件が3つ書かれています。

  • 二段階認証は、パスワード認証がオンの場合にのみ設定できる
  • セキュリティ強度が「高」の場合は、設定画面に「パスワード」が表示されない
  • 設定するには、あらかじめログインしている必要がある

スマートフォンでの流れは、設定ページの「パスワード」から「二段階認証」を開き、画面に表示される認証(パスキー、SMS認証、メール認証など、設定状況によって異なる)を済ませるところから始まります。その後、Google Authenticatorを例に次のように案内されています。

  1. 画面下部に表示されるシークレットキーをコピーする(QRコードを読み取る方法もある)
  2. Google Authenticatorを起動し、右下の「+」から「セットアップキーを入力」を選ぶ
  3. 「アカウント名」に「bitbank」など管理しやすい名前を入れ、「鍵」にコピーしたキーを貼り付けて「追加」を選ぶ
  4. 表示された認証コードをコピーし、bitbankアプリに戻って貼り付け、「設定」を押す

FAQの注記では、設定の途中でbitbankアプリの設定画面を閉じたり再読み込みしたりすると、新しいQRコードとシークレットキーが発行され、認証アプリに出ているコードは使えなくなります。その場合は、認証アプリ内の既存の登録を削除してから、最新のQRコードまたはキーで登録し直すよう案内されています。設定がうまくいかないときは、コードの右に出る丸いマーク(制限時間)を見て、期限内に最新のコードを入れるよう書かれています。

口座開設の流れのどこで設定を済ませるかは、bitbankの始め方でまとめています。

出典: bitbank:Google Authenticatorを使用して二段階認証を設定したい(スマートフォン)

3. シークレットキーは、設定するときにしか控えられない

シークレットキーは、二段階認証を設定するときに設定画面に表示されるキーです。FAQは、すでに設定済みの場合はシークレットキーを取れないと明記しています。後から控えたいときは、いったん二段階認証を解除して設定し直し、そのときに取る必要があります。

表示のされ方は端末で異なります。

端末 表示の形式 FAQに書かれた控え方
スマートフォン 文字列 キーの下の「コピー」でコピーし、認証に使う端末とは別の場所に保存する
パソコン QRコード 他の端末で撮影するか、スクリーンショットで画像として保存する

控えたキーやQRコードを、新しい端末の認証アプリに追加すれば、同じ認証コードを引き続き使えると説明されています。複数の端末に二段階認証を設定することもできます。

注意点として、FAQは、キーやQRコードが漏れると第三者が二段階認証を突破できるため、厳重に保管するよう求めています。控えの置き場所の考え方は暗号資産の守り方でも触れています。

出典: bitbank:二段階認証のバックアップ(シークレットキー)を取りたい

4. 機種変更の前に確認する4点と、引き継ぎの順番

FAQは、スマートフォンの機種変更の前に次の4点を確認するよう案内しています。自分の設定状況がわからない場合は、ログインしてアカウントの設定画面で事前に確かめるよう書かれています。

  • パスキー登録デバイスの追加(パスキーを設定している人)
  • 二段階認証の再設定(二段階認証を設定している人)
  • SMS認証の解除(電話番号が変わる人)
  • メールアドレス(変更の予定がある人)

二段階認証については、旧端末で出ているコードを新端末でも出せるようにする方法が、次の順に並んでいます。

機種変更の前に、上から順に「できるか」を確かめます。1. Google Authenticatorのアカウント移行旧端末でエクスポート、新端末でインポート条件: 旧端末と新端末の両方が手元にある移行できれば解除は不要できなければ2. シークレットキーの控えで新端末に設定認証アプリにキーを入力する条件: 設定したときにキーを控えてある設定済みのままでは後から取れないできなければ3. 旧端末で解除し、新端末で新規に設定解除のあいだは二段階認証が外れる条件: 新旧の端末が両方手元にある解除にはパスキーの設定が要るできなければ4. 問い合わせフォームから解除を依頼「二段階認証の解除希望」と書いて送る旧端末がない・アプリを消した場合もここへ
bitbankの公式FAQ「機種変更前に必要な手続きはありますか?」に記載された方法を、上から順に並べたもの。パスキー・SMS認証・メールアドレスの確認は別に必要。画面の名称と手順の詳細は公式FAQで確認する。

1つ目のGoogle Authenticatorのアカウント移行は、旧端末のアプリでアカウントをエクスポートして移行用QRコードを表示し、新端末のアプリで「既存のアカウントをインポート」から読み込む流れです。FAQは、アプリのバージョンをiOS版は3.1.0以上、Android版は5.10以上にするよう注記しています。移行できれば、二段階認証の解除は不要です。

2つ目は、設定時に控えたシークレットキーを新端末の認証アプリに入れる方法です。3つ目は、上の2つができず新旧の端末が両方手元にある場合に、旧端末で自分で解除してから新端末で新しく設定する方法で、一時的に二段階認証が外れることが注意として書かれています。

SMS認証について、FAQは、基本情報に登録した電話番号とSMS認証の電話番号は連動していないため、番号が変わる場合は登録情報の修正とSMS認証の解除・再設定をそれぞれ行うよう案内しています。機種変更で登録メールアドレスが使えなくなる場合は、bitbank側で変更手続きを行うため問い合わせフォームから連絡する流れです。

出典: bitbank:機種変更前に必要な手続きはありますか?、bitbank:機種変更をするので Google Authenticator のアカウントを移行したい

5. コードが通らないときの確認順

FAQは、コードを入れても認証されない場合に、次の確認を挙げています。

  1. 認証アプリに今表示されている最新のコードを入れる(コードには30秒程度の使用期限があり、その都度新しくなる)
  2. スマートフォンの時刻設定と認証アプリの時刻にずれがあれば、時刻を調整してから試す
  3. 認証アプリにbitbank.ccが複数ある場合は、一番下のコードから試し、通らなければほかのコードも試す。ログインできたら、通ったもの以外は削除する
  4. iOS 15以降で、認証アプリにbitbank.ccのコードがない場合は、iPhoneの「設定」→「パスワード」にコードが保存されていないか確かめる
  5. スマートフォンの再起動、bitbankアプリの再インストール、通信環境の切り替え(VPNの切断を含む)、アプリやブラウザ(Google Chromeの最新版、シークレットモードではない通常モード)を最新にすることを試す

5の再インストールについて、FAQは、bitbankのアプリは再インストールしてよいものの、二段階認証の認証アプリはアンインストールしないよう注記しています。

これで通らない場合や、認証アプリが端末に入っていない、アプリを開いてもbitbankのコードがない場合は、「二段階認証の解除希望」と書いて問い合わせフォームから連絡するよう案内されています。二段階認証全般の考え方は二段階認証の設定手順で、ログインまわりの確認は取引所にログインできないときで整理しています。

出典: bitbank:二段階認証のコードを入れても認証できない、bitbank:二段階認証のコードがわからずログインできない

6. 自分で解除する方法と、問い合わせになる場面

ログインできる場合の解除は、画面上のメニューの「設定」から「パスワード」→「二段階認証」を開いて行います。FAQの記載では、パスキーの状態で流れが分かれます。

パスキーの状態 FAQの記載
無効 解除にはパスキーの設定が必要。パスキーを設定したあとに、二段階認証とパスワードが無効になる
有効 解除のための追加認証が必要。表示される認証方法を選んで進める

注意点として、二段階認証を解除すると、パスワードやSMS認証を設定していた場合はそれらも同時に無効になるとFAQは書いています。機種変更で解除した場合、FAQは新端末で新しく設定する流れを案内しています。

旧端末がない、認証アプリを削除したなどで自分では解除できない場合は、問い合わせフォームから連絡します。すでに機種変更を済ませてコードを取得できない場合も、「二段階認証の解除希望」と書いて連絡すれば、bitbank側で解除の手続きを行うと案内されています。なお、SMS認証の解除をbitbank側に依頼した場合について、FAQは、不正な出金を防ぐため手続きから1週間程度、暗号資産の出金に制限がかかる場合があると書いています。

出典: bitbank:二段階認証を解除したい、bitbank:SMS認証を解除したい

7. 設定しても残るリスク

二段階認証を設定しても、偽サイトに自分でコードを入力してしまう経路は残ります。JVCEAは2025年5月23日の注意喚起で、多要素認証が提供されている場合は必ず設定すること、パスワードを使い回さず推測しにくいものにすること、公式サイトをブックマークしてアクセスすること、見覚えのある送信者からのメールやSMSでも記載されたリンクを開かないこと、身に覚えのないログインや取引があれば利用している交換業者に確認することを挙げています。

次に確認することは、ログインして設定画面で二段階認証・パスキー・SMS認証の設定状況を確かめ、シークレットキーの控えがあるかどうかを、機種変更の予定より前に確認することです。

出典

当記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。 取引には価格変動・流動性・システム障害等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。 記事内容は執筆時点の情報に基づきます。手数料・サービス内容の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。